(牛道源流部)
8月8日 牛道〜寒水
暑い暑い日々が続きますが、渓流は涼やかです。今日は赤とんぼも見たし(まだ赤くはないが・・)ススキの穂もパラリと開いてる。車から降りてのわずかな谷への道のりも、先週までの草いきれもなく、なんとなくひんやりとしてる。昨日は立秋でしたね。

10時に牛道の入り口に着く。幸い先行者はなし。杣道を10分ばかり進んで谷へ降りる。そこそこの汗。涼やかな風がふわりと吹いて、その汗を乾かしてくれる。セミがシャーシャーと鳴く。木漏れ日の中の谷はキラキラ輝いてます。気持ち好い〜〜。ビールをプシュリ。旨え〜。
そして、いつもならイワナがパクパクやってる淵の巻き返しを覗く。でも今日は不在。とりあえずドライフライを結んで釣り始める。反応は薄い。たまに仔イワナが絡む。
こういう時にはウェットがいいのだよ、と思ってウェットに切り替えた。するととたんに反応は良くはならなかった。まあ、こんなもんだ。2時間ちょっとで小ぶりなイワナ2匹。

それから寒水へ行く。お腹も減った。そして、またビールをプシュリとやって・・・、のつもりが、クーラーボックス(発砲スチロールの箱)が無い。う〜ん、牛道に忘れた。私、この暑い時期にはクーラーボックスは車の下においてる。車の中だとすぐにぬるくなってしまうから。それを忘れた。
急いで引き返してクーラーボックス(発砲スチロールの箱)の回収にむかう。そしてそれはあった。ただ、半分潰れてる。車をバックしたとき車底に引っ掛けたらしい。確認すると中身のビールは無事だったので一安心。そしてまた寒水に向かう。40分のロスですが、ビールのためには仕方ない。私の釣りの楽しみの半分は、谷でビール飲んだり写真撮ったり本読んだりなのだから。

そして寒水に戻ってビールをプシュリとやって、「小暮写真館」をパラパラめくってカップ焼そば食って、そして谷へ降りる。。反応は牛道と同じで薄い。2時間ちょっとで2匹。でもサイズは私としてはマズマズなのでした。

(夏の谷)
盆の釣り
この夏の掛軸店のお休みは、12〜17日とした。なんと大企業並の長期に渡ります。是もひとえにお客様のご理解の賜物・・・、というか、えーとまあ、自営業者の独断専行というか、その〜〜、お盆後の受注が少ないというか・・・、まあ諸事情あるわけです。
そして私の目論見としては、この時期の有名河川は釣り人が多いから、近所のマイナーな谷で、日々ひっそりと楽しむ予定だった。
(昼食時の風景)
ところが11日の夜に大雨が降って、私の最初の休日の12日の長良川は濁流状態。朝からビール飲んで読書で過ごす。
翌13日も水が多いから谷へは行けなんだ。まあ、14日には谷の水も落ち着くでしょう。お休みはたっぷりある。と思ったものの、その夜にドッと降って、14日も谷へ行けなんだ。
そして14日の夕方にもドッと雨が降って15日の谷も水が多かったけれど、このままじゃあお盆に竿を出せないと思って、あせって出かけた。
前日夜に、ウェザーニュースやらアメダスを調べて、とりあえず私の近辺で雨量の少なそうな伊勢川へ走ったけれど、やはり水量は多い。どんどん上流へ行って入渓。けど、仔アマゴ2匹。小さな流れとは言え川原は無く、川をジャブジャブ歩くのは難儀で、両岸柳帯の続く区間の手前で挫けた。
それから前坂谷へ行って、希望のとこではキャンプ中だったので下流へ入って小ぶりなイワナ2匹。

その夜は幸い雨も降らず、16日は庄川へ行く。ただ、釣り人は多いし水量もまだまだ多め。
上流部に入って、やはり小ぶりなイワナ2匹。それから下流に行って0匹。そして三谷川へ行って、仔アマゴ仔イワナ仔ニジマスと戯れる。川から上がるとき、昔のトイレの芳香剤のような匂いのする花の咲いた地帯を通過する。その花粉をしこたま吸ったせいか、帰り道ではノドが痛くなってしかたなかった。帰宅後、イソジンのうがい薬でガラガラやるもしっくりこない。

翌17日、私の最後の夏休み。やっとこさカンカン照り。昨晩も幸い雨は降らなかった。
田茂谷へ行ったけれど、やはり水量は多め。0匹。それに頭が痛い。ノドの痛みも治まらん。そしてこのクソ暑いのに鼻水が出る。どうやら夏風を引いたらしい。
その後寒水へ移動する途中、掛軸店に寄ってキューピーコーワゴールドAを飲んで元気を補給する。
そして寒水で昼食して釣ったけれど、やっとこさ小ぶりなイワナ1匹を釣って、むなしい夏休みを終えたのでした。

(W80修行中その2))
8月29日 久沢川
今回は写真のみ。

久沢上流の風景。11時入渓。2時間でイワナ2匹。


下流の昼食ポイント。空は秋っぽい。ここで2時間竿を出すも、お魚は沈黙。


その後九図竜国道下へ入って1時間。アマゴ1匹。


50mmでアップ。色調が違うのは、手前にボカした草を配して撮ったから。


終り。